中国の水について、
- 「水道水は危険」
- 「飲んだら体調を崩す」
- 「川が汚いから水も汚いだろう」
というあまり良くないイメージを持つ人も多いと思います。
実際、中国では過去に急激な都市化による工場や生活排水、農薬などが原因で水質汚染問題があったのは事実です。
しかし、中国政府の環境対策により、現在はかなり水質が改善されています。
中国の水道水は飲める?
結論から言うと、「飲めないわけではないが、そのまま飲む人は少ない」です。
主な理由としては、
- 配管が古い
- 日本ほど水質管理が厳しくない
- 味や臭い
が挙げられます。
建物によっては配管や古いタンクを使用していることがあり、そのような場合、実際に出てくる水は水質が低下している場合があります。
また、水質管理についても、日本では厳格に定められた項目がある一方、中国ではまだ改善中なのが現状です。
そのため、以前に比べて水質は改善されているものの、飲まない方が良いという考えが浸透しています。
なお、中国の水道水は硬度が100〜300mg/L程度の「中硬水」から「硬水」になっている地域が多いです。
日本の軟水と違い、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいるため味や香りが独特で、そのまま飲むのには適していません。
ちなみに硬水なのでシャンプー後、髪の毛の洗い上がりも違います。
中国に住む日本人はどうしている?
実際、中国で暮らしている日本人家庭においては、私の知る限り、
- ウォーターサーバー
- 浄水器
- ミネラルウォーター購入
のどれかで対応している家庭がほとんどです。
① ウォーターサーバー
中国では最も一般的な方法で、駐在家庭のほとんどが利用しています。
日本だと本体とお水セットになっているサブスクが多いですが、中国ではウォーターサーバー本体はネットで購入し、お水をセットして使う場合が多いす。
本体購入と聞くと、すごく高そうなイメージですが、日本円に換算するとで5,000円から1万円くらい出せばそれなりに良い製品を購入できます。
常温の水と熱湯が出てくる機能がついているものが基本で、高いものになればもっといろんな機能がついています。
お水の購入はネットで買ったり、マンションに出入している業者さんに注文すれば自宅まで届けてくれるのでありがたいですよね。
飲水としてだけでなく、お料理全般にも使うため、消費スピードは早いので早めに注文することをお勧めします。
ちなみに、業者さんの場合、Wechatで部屋番号と必要数量を伝えて、Wechat支払いすれば完結するので中国語が苦手でも大丈夫です。
ちなみにお水は約20リットルで20元程度なので日本に比べて割安です。
②浄水器
最近では、キッチンに浄水器を設置する家庭も増えています。
浄水器のタイプとしては
- 普通の浄水器に比べて高度な濾過機能を備えたRO(逆浸透膜)浄水器
- 設置が手軽ながらも、高度な浄水機能のある蛇口直結型浄水器
- 水道管自体に設置するタイプの家庭用集中浄水システム
があります。
駐在家庭の場合は賃貸物件に入ることが多いため、市販の浄水器をつけている家庭がほとんどです。
③ ミネラルウォーターを購入する
ウォーターサーバーを設置すると便利なのですが、
といった点がデメリットとして挙げられます。
場所に関してはスリムタイプのものも出てきてはいますが存在感はありますし、何より、約20リットルのお水を交換するのはとても大変ですよね。
ミネラルウォーターを購入すれば、場所も取らず、交換の必要もないのでウォーターサーバーのデメリットもカバーできます。
中国ではコストコのように本数の多いお水をスーパーやネットで購入することができます。
お値段は500mlなら3元前後、2リットルで5元前後です。
お風呂や洗濯は大丈夫?
中国のお水はシャワーや洗濯、洗い物などの際は気にせず、使って大丈夫です。
口に入っただけで体調を壊す、とかそんな心配はあまりする必要ありません。
ただし、先ほど少しお話ししましたが、水の硬度が「中硬水」から「硬水」なので日本とは違います。(日本は軟水)
シャワーの場合、髪の毛の洗い上がりが違いますし、石鹸の泡立ちも違います。
フィルターを使用するか、日本から軟水化シャワーヘッドを持っていくと良いかもしれません。
洗濯はお洋服とか傷みやすい気がするのと、多少ゴワつきはあるものの、まあ許容範囲ないです。
しかし!白っぽい服は手洗いすることをオススメします。
白いTシャツを洗うたびに不思議な色になってでてきて、子どもに怒られた経験があります。
まとめ
中国の水質は、以前に比べてかなり改善しています。
ただし、日本とは
といった違いがあります。
蘇州に住む日本人家庭ではウォーターサーバーを使ったり、浄水器を使ったりしています。
お水が違えば生活スタイルも変わりますが、不便のないよう、工夫しながら生活することが帯同生活を快適にするポイントです。


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