中国・蘇州への駐在帯同準備で、学校の次に悩んだのが「どこに住むか」でした。
結論から言うと、子連れで蘇州に帯同する場合は「通学・医療・生活動線」を最優先で
住居エリアを考えることをおすすめします。
蘇州で住居エリアを決める前に考えること
エリア選びの前に、家の場所を決めるにあたっての優先順位を整理することが大切です。
お子様づれでの帯同の場合、優先順位を判断するポイントは下記のようなものになります。
- 学校・幼稚園までの通学時間
- 病院・クリニックへのアクセス
- 買い物のしやすさ
- 夫の通勤距離
- 治安・環境
実際に内見を重ねて感じたのは、大切なのは家賃よりではなく家族にとって「どれだけ住みやすいか」だということです。
実際、我が家は最初「夫の通勤時間優先」で考えましたが、学校との距離を考慮して再検討しました。
結果的に、通学20分以内の物件を選んだことが大正解でした。
日本人帯同家族が住みやすい代表的エリア
蘇州には日本人帯同家族が住みやすいエリアが主に3つあります。
①新区(高新区)エリア
日本人家族から根強い人気を誇る住居エリアです。
特徵としては、日本人学校へのアクセスの良さと比較的家賃が抑えめなことが挙げられます。
- メリット :日本人コミュニティが形成されている
- デメリット:商業施設はエリアの差あり
- 家賃目安 :2LDK:7,000〜11,000元/3LDK:10,000〜15,000元
家賃も比較的抑えめですが、商業施設はエリアによって少し差があるので注意が必要です。
日本での生活に近い環境を重視するご家庭におすすめのエリアです。
②園区エリア
園区はインターナショナルスクールや外資系病院が集まるエリアで、日本人だけでなく外国人が多いエリアになっています。
園区の特徴は下記のとおりです。
- メリット : 大型商業施設が豊富・国際色豊か
- デメリット: 家賃が新区より少し高め
- 家賃目安 : 2LDK:9,000〜14,000元/ 3LDK:13,000〜18,000元
大型商業施設も多く、生活するにも便利なエリアですが、家賃が新区より少しお高め点がデメリットとして挙げられます。
インターナショナルスクールに通う予定のご家庭や国際色豊かな環境がお好きなご家庭におすすめです。
③市中心部 (古城区周辺)
日本人の多いエリアではなく、中国らしい雰囲気のエリアで暮らしたい方には、市中心部がおすすめです。
現地の方々と同じような生活環境でローカルな暮らしをすることができます。
- メリット : 中国らしい生活体験ができる
- デメリット: 日本人や外国人コミュニティから距離あり
家賃も比較的低く、市場でのお買い物なども現地価格でお楽しみいただけるのもポイントです。
ただし、日本語対応可能なサービスが減ってしまうので、利便性は他の2つのエリアに比べて劣ります。
住居エリアを決める際に避けるべきこと
家族で帯同する場合、
上記のような決め方は避けるのがベターです。
特に学校に通うお子様がいる場合、学校(教育環境)と住居は必ずセットで考えることを推奨します。
帯同家族が確認しておきたい住居条件
ここからは実際に住まいを選ぶ際のポイントについて解説していきます。
帯同が決まると、いくつかの不動産を内見することになるかと思いますが、その際に見るべきポイントはこちらです。
①家具の種類
中国の賃貸物件はフルファーニッシュドといわれる、必要な家具が備え付けられている、すぐに生活できる状態の物件が多いです。
また、全てではなくても白物家電やダイニングセット、ベッドなどだけがついている物件もあります。
②セキリュティ関連
セキュリティに関しては、築年数浅めの大規模マンションだったら顔認証や指紋認証になっていることが多いのであまり心配いりません。
ただし、ローカルエリアや築年数が経っているマンションの場合はきちんと確認する必要があります。
③管理体制
管理人や警備員が常駐している物件がほとんどですが、中国語しか通じないことも多いです。
そのため、
は必ず確認する必要があります。
実際、水回りやガス回りの小さなトラブルも多いです。
なにかあったときにすぐ対応してくれる人がいるかどうかを確認しておきましょう。
③水(水圧) 【※重要※】
水圧はQOLを左右しますので、内見時にきちんと確認することをおすすめします。
内見時は、実際に水を出して確認すしてください。
水圧次第で生活満足度がかなり違ってきます。
④浄水器・空気清浄機設置可否
中国では水質・PM2.5対策も暮らしに関わる重要なポイントです。
浄水器や空気清浄機を設置できるかは必ず確認しましょう。
最近、かなり改善されてきていますが設置できるにこしたことはありません。
私が内見で失敗しかけた話(体験談)
おまけです。
私たち家族は一度、エージェントからの写真だけで築年数浅め・フルファーニッシュドの物件に決めかけました。
しかし、実際に内見をしてみると、
• 目の前が交通量の多い道路
• 水圧が不安定(時間帯によっては水圧がとても弱い)
• スーパーまで徒歩20分
ということが判明し、見送り、結果的に別物件にしました。
実際に足を選ぶことが大切だと感じた出来事でした。
ちなみに、日本人の帯同家族向け物件は、前に居住者も日本人のことが多く、割と綺麗に使われていることが多いのでご安心ください。
まとめ
蘇州の住居選びに絶対的な正解はありません。
✔ 毎日ストレスなく生活できるか
✔ 子どもが安全に通学できるか
✔ トラブル時にすぐ対応できるか
というように、「毎日不便なく生活できるか」を基準に選ぶことが大切です。
住居選びのポイントは帯同期間・お子様の年齢によって最適解は変わります。
焦らずにご自身で内見に足を運び、ご家族にとって最適な選択をすることが何よりも重要です。


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