中国・蘇州への駐在が決まり、子どもの学校を探している方へ。
蘇州には、日本人駐在家庭の子どもが通う日本人学校があります。
蘇州日本人学校は日本の学習指導要領に沿った教育を受けながら、中国で生活できる小・中学生向けの学校です。
学校は蘇州高新区(新区)にあり、園区にお住いの場合でもスクールバスで通学できます。
ただし、蘇州日本人学校に幼稚園はありません。
幼稚園児がいる家庭は、別途、日本人向け幼稚園やインターナショナル系幼稚園を探す必要があります。
入学・編入を検討する場合は、次の点を早めに確認しましょう。
この記事では、蘇州日本人学校の場所、入学・編入、校車、学校生活についてはもちろん、住居選び、幼稚園との違い、赴任前の準備まで、駐在家庭が知っておきたい情報をご紹介していきます。
※学校内の写真は掲載が制限されているため、本記事では学校内の写真を掲載していません。実際の学校生活については、公開可能な情報や保護者目線での情報を中心にご紹介しています。
蘇州日本人学校基本情報
- 名称:蘇州日本人学校(苏州日本人学校)
- 所在地:中華人民共和国江蘇省蘇州市
- 創立 :2005年4月
- 対象学年:小学部・中学部
- 公式HP:蘇州日本人学校
蘇州日本人学校は、中国・蘇州市にある日本人学校です。
日本に近い教育環境で、日本の学習指導要領に沿った教育を受けられることが大きな特徴です。
海外赴任で蘇州に住む日本人家庭にとって、子どもの教育を考える際の重要な選択肢の一つとなっています。
日本の学校と学習内容に大きな差がないことは、帰国後の学校生活を考えるうえでも安心材料になります。
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蘇州日本人学校はどこにある?
蘇州日本人学校は、蘇州高新区(新区)にあります。
駅からは少し離れていますが、最寄りの地下鉄駅は地下鉄3号線「獅山路」駅です。
そのため、蘇州で住む場所を探している日本人駐在家庭にとって、学校までの距離は住居選びの際も重要なポイントになります。
以前の記事でも紹介したように、蘇州で日本人家庭が住む場所としては
が代表的な候補です。
日本人学校へ通う場合、単純に「学校との距離」だけではなく、スクールバスのバス停とマンションの位置も確認しておくことをおすすめします。
園区から日本人学校に通える?
「日本人学校が新区にあるなら、園区からは遠いのでは?」と心配になる方もいると思います。
園区から通うことはもちろん可能です。
ただし、学校から少し離れている分、通学にかかる時間やスクールバスの時間も朝は早く、帰りは遅くなります。
園区に住む場合は、
を事前に確認しておくことをおすすめします。
特に低学年の子どもがいる場合、朝の集合時間が早いと、保護者の負担も大きくなります。
蘇州日本人学校には幼稚園はある?
ここは、蘇州へ帯同する家庭が特に注意したいポイントです。
蘇州日本人学校には幼稚園はありません。
日本人学校を検討する際は、「小学生以降は日本人学校」「幼稚園は別の場所」というように、子どもの年齢によって学校・幼稚園を分けて考える必要があります。
幼稚園児がいる家庭では、
などを別途検討することになります。
特に兄弟で年齢が違う場合は、「小学生の通学」と「下の子の幼稚園」の両方への通いやすさまで考えて住居を決めることが重要です。
ちなみに、日本人向け幼稚園であれば通学時間、進級時期、長期休暇時期など、日本人学校のスケジュールも考慮されています。
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入学・編入前に確認しておきたいこと
日本から蘇州へ引っ越す場合、子どもの状況によって入学・編入の手続きが変わります。
など、状況によって確認事項が異なります。
また、年度途中に蘇州へ赴任する家庭では、4月の新学期だけでなく、途中からの編入について確認する必要があります。
「赴任日が決まってから学校を探す」のではなく、赴任が決まり次第、早めに学校へ確認するのがおすすめです。
学校へ問い合わせる際には、次のような内容を確認しておくと安心です。
費用の目安
蘇州日本人学校に入学際、必要な納入金や学費についてご紹介します。(※年度・為替により変動あり)
- 入学金:1万元(約20万円相当)(児童1人につき)
- 施設金:1万元(約20万円相当)(児童1人につき)
- 年間授業料:月額3500元(日本円で年間100万円前後)
これにくわえ、送迎バス利用料やPTA会費などが別途発生します。
日本で私立の小学校に通うくらいの水準です。
帯同の場合、学費は会社が負担の場合も多いかと思いますが
大きな金額なので、事前に会社に負担割合、負担してくれる範囲や精算方法などを確認しておくことが大切です。
※募集状況や必要書類は変更される可能性があるため、最終的には学校公式サイトや学校への問い合わせで確認しましょう。
蘇州日本人学校の通学方法
蘇州日本人学校への通学方法は、
の2種類です。
スクールバスは新区・園区などエリアに分かれて複数のコースがが設定されています。
児童生徒の単独通学は認められていないため、スクールバス利用か保護者による送迎が基本です。
実際、大多数の家庭がスクールバスを利用しています。
スクールバスの料金については、新区と園区で異なっており、
- 新区:月額820元
- 園区:月額1,370元
となっています。
※ただし、学校関連費用は変更される可能性があるため、必ず最新の学校公式情報を確認してください。
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日本人学校の学校生活はどんな感じ?
海外赴任をする親にとって、学校の雰囲気は非常に気になるところですよね。
蘇州日本人学校では、
などの授業が日本の学習指導要項に沿って行われています。
また、学年・教科によって少人数授業も導入されており、日本の学校生活と大きく離れない形で学習できることがメリットです。
そのほか、現地ネイティブ講師による中国語の授業も週に1〜2回あったり、海外ならではの環境を生かした活動が行われることもあります。
さらに、小中一貫であるという特徴を生かした縦割り活動も積極的に実施されており、学年を越えた交流が盛んなのも特徴です。
このような学校生活は海外だからそ経験できる、日本人学校ならではの魅力だと感じています。
日本から持っていくと便利なもの
海外赴任では、「日本から何を持っていけばいい?」という問題もあります。
学校生活で使うものについては、学校から指定されるものを優先してください。
ノート、連絡帳など、一部は学校指定の商品を使用する必要があります。
そのうえで、個人的に使い慣れたものがある場合は、赴任前に準備しておくと安心です。
例えば、
- 文房具類
- 筆箱
- 色鉛筆
- 絵の具・習字用品・裁縫セットなど
については、日本の製品の方が良いという声をよく聞きます。
もちろん、蘇州でも購入できるものはありますが、子どもが「これじゃないと嫌」というものがある場合は、少し多めに準備しておくと安心です。
ちなみに、名前ペン・2B鉛筆などは日本で準備してきた方がいいかもしれません。
日本人学校だけでなく「放課後」「週末」も考える
蘇州には、日本人学校以外にインターナショナルスクールもあり、教育の選択肢がたくさんあります。
しかし、駐在生活では、「放課後や週末をどう過ごすか」も重要です。
たとえば、放課後に現地の習い事へ参加することで、中国生活をより楽しめることがあります。
逆に、放課後に日本人もお友達と過ごす時間も、子どもの生活には欠かせない大切な時間です。
日本人との交流と現地ならではの体験、両方のバランスを考えて、習いごとを組み込むとより充実した生活になります。
日本人学校に通うメリット
蘇州日本人学校を選ぶ大きなメリットは、日本の教育環境を維持しながら中国で生活できることです。
特に、
という家庭には検討しやすい選択肢です。
また、漢字検定や英語検定などもあるので、中国にいながらも日本の受験に有利な資格を取得できる機会があるのは嬉しいですよね。
「日本と中国は何が違うのか」を子ども自身が体験できることも大きなメリットです。
✔ 日本のカリキュラム
✔ 帰国後の学校対応しやすい
✔ 日本人コミュニティとのつながり
デメリット・注意点
一方で、日本人学校にも注意点があります。
日本語の学校なので、中国語や英語を日常的に使う環境とは異なります。
そのため、中国語や英語を身につけたい場合、塾や習い事で教室に通う必要があります。
ちなみに残念ながら給食はありませんので基本、保護者の手作り弁当です。
これをメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかはあなた次第です。
お昼ご飯について
デメリットと注意点でご紹介しましたが、蘇州日本人学校は給食がないため、毎日お弁当を持参する必要があります。
中身についての厳しい決まりはないようで、果物やゼリーなどを持ってきている子もいます。
夏の間は、涼しい部屋でお昼まで保管してくれますが、各家庭でも保冷剤などの対策が必要です。
また月に数回パンの日があり、学校経由で事前に注文しておくとお昼に学校まで届けてくれます。
蘇州日本人学校に入学する前にやっておきたいこと
赴任が決まったら、できるだけ早めに次のことを進めておきましょう。
また、駐在開始時期によっては、年度途中の編入になりますので早めに動き始めることが大切です。
特に、「学校が決まってから住居を探す」のか、「住居を先に決める」のかは、会社の赴任スケジュールによっても変わります。
入送迎バスを利用する場合、お住まいのエリアによってはバスが定員になってしまっていることもあります。
お問い合わせ先は公式ホームページにお問い合わせ先が記載されています。
よくある質問|蘇州日本人学校の入学・編入・通学
- Q蘇州日本人学校には幼稚園がありますか?
- A
ありません。蘇州日本人学校は小・中学生向けの学校です。幼稚園児がいる家庭は、別途幼稚園を探す必要があります。
- Q蘇州日本人学校への入学・編入はいつできますか?
- A
募集状況や編入可能な時期は、学年や年度によって異なる場合があります。日本からの赴任が決まったら、できるだけ早く学校へ連絡し、募集状況、編入時期、必要書類を確認しましょう。
- Q園区から蘇州日本人学校へ通えますか?
- A
校車を利用して通うことが可能です。ただし、ルートや集合場所、集合時間、料金などは変更される可能性があるため、最新情報を学校へ確認してください。
- Q中国語が話せなくても日本人学校に通えますか?
- A
問題ありません。日本人学校は日本語を中心とした教育環境です。ただし、学校外では中国語が必要になる場面もあります。
- Q日本の学校に戻るときに困りませんか?
- A
日本の学習指導要領に沿った教育を受けられることは、帰国後の学校生活を考えるうえでメリットになります。
日本人学校はこんな家庭におすすめ
• 数年で帰国予定
• 中学受験を視野
• 日本語教育を重視
このようなご家族の場合、日本人学校をおすすめします。
小学校低学年〜中学年で蘇州にきて、高学年あるいは中学入学のタイミングで帰国する家族の中には中学受験を視野に入れている家庭も多いです。
そういったご家庭では日本人学校に通いながら、現地の受験塾やオンラインの塾に通っているような場合もあります。
帯同終了後の生活ベースが日本で、お子様の教育環境も日本メインで考えている場合は、日本人学校が良いかもしれません。
ちなみに体感では「日本人学校+英語塾」という多いご家庭も多い印象です。
日本の学習進度を維持しながら、英語力も伸ばすというのは日本でもよく見かけますよね。
まとめ
蘇州日本人学校は、帰国前提の家庭にとって安心感のある選択肢です。
ただし、特に駐在帯同でお子様も一緒に蘇州へ来る場合、「学校そのもの」だけでなく「学校を含めた生活全体」で考える必要があります。
蘇州での生活は、日本とは違うこともたくさんあります。
最初は戸惑うこともありますが、学校・住居・生活環境を一つずつ整えていけば、少しずつ家族に合った生活スタイルができていきます。
これから蘇州への赴任・帯同を予定している方は、ぜひ学校だけでなく、「家族が毎日どう生活するか」までイメージして準備してみてください。
※この記事は2026年8月時点で蘇州在住の運営者が調査・確認した情報をもとに作成しています。制度やサービス内容は変更される場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。
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