中国での生活を始めるにあたり、できるだけ早く済ませておきたい手続きの一つが銀行口座の開設です。
中国では現金を使う機会が少なく、日常生活のほとんどがQRコードやオンライン決済で完結します。
しかし、学費の振り込みには銀行口座が必要になることケースが多いため、開設は必須といっても過言ではありません。
また、中国の銀行口座を持っていることで、WeChat Pay(微信支付)やAlipay(支付宝)をより便利に使えるようになります。
この記事では、中国で銀行口座を開設するための必要書類や手続きの流れ、注意点を分かりやすく解説します。
中国で銀行口座は必要?
短期滞在や数日間の旅行なら、日本のクレジットカードをWeChat PayやAlipayに登録するだけで十分です。
しかし、次のような人は銀行口座開設をおすすめします。
中国ではキャッシュレス決済文化のため、長期滞在の場合でも、銀行で現金の出入金をする機会は多くありません。
ただし、銀行口座を開設することで、中国での日常生活がよりスムーズになるため、早めに口座開設することをおすすめします。
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外国人が口座開設できる主な銀行

初めて中国で口座を作る場合は、外国人対応に慣れている大手の銀行がおすすめです。
なかでも、
- 中国銀行(Bank of China)
- 中国工商銀行(ICBC)
- 中国建設銀行(CCB)
- 中国農業銀行(ABC)
といった大手銀行は外国人の利用実績も多く、英語対応可能な窓口がある場合もあります。
蘇州ではお子様が日本人学校に通う場合、学費の振込に中国銀行(Bank of China)が必要です。
蘇州日本人学校まとめ|学費・編入・特徴を解説【2026年最新版】
中国国内の住所必要書類
必要書類は開設する銀行や都市によって多少異なる場合がありますが、
- パスポート(原本)※有効残存期間6ヶ月以上※
- 有効なビザまたは居留許可
- 中国の携帯電話番号
- 中国国内の住所(賃貸契約書など)
- 就労証明や学生証(ある場合)
この5点はほぼ必須です。
長期滞在ビザや居留許可があると口座開設しやすくなります。
渡航後まもなく、居留許可がまだない場合はビザと境外人員臨時住宿登記(住宿登記)表を提出しましょう。
なお、携帯番号のSMS認証が必須なため、中国のSIMカードを契約してから銀行へ行きましょう。
中国で携帯電話を契約する方法|必要書類・キャリア・料金を日本人向けに徹底解説【2026年版】
また、口座開設には賃貸契約書や工作許可証(在職証明)、学生証などの提示を求められることがあります。
ちなみに、中国銀行では口座作成するにあたり必要性を証明する書類として日本人学校の入学案内を見せました。
口座開設の流れ
- 番号札を取る
- 必要書類の提出
- 申込書へ署名
- キャッシュカード受け取り
中国の銀行も日本同様、手続きは番号順です。
必要書類を提出後、係の方から中国に来た目的や滞在予定期間、勤務先名などを聞かれることがあります。
大きな支店でには外国人向けの英語窓口が用意されていることがあるので、中国初心者の方は大きな支店での手続きがおすすめです。
中国での口座開設手続きは早ければ数十分で終わりますが、状況によっては2時間程度かかることもあります。
時間を短縮したい場合、平日の午前中が比較的空いていて手続きもスムーズです。
なお、平日に行くのが難しいという方でも、中国の銀行は土曜日も営業しているのでご安心ください。
書類に不備がなければ申込書にサイン後、キャッシュカードの暗証番号設定・受取をして手続きが完了です。
開設後にやること
銀行口座の開設手続きが済んだら、すぐにWeChat PayやAlipayなどの決済アプリと連携しましょう。
どちらのアプリも連携は簡単です。
- 決済アプリ内マイページのカード追加を選択
- 銀行カードを登録
- 本人認証
- 完了
これで中国生活が一気に便利になります。
注意点
中国では支店によって、
などが異なる場合があります。
街中にある小さな支店では「外国人の手続き不可」「外国人は即日開設できない」などと言われるケースも珍しくありません。
そのため、外国人対応経験の多い大型支店を選ぶことが、スムーズな口座開設に成功するコツです。
蘇州で中国銀行や工商銀行の口座を作る場合、
といった店舗であれば日本人の対応経験が豊富で、翻訳アプリなどを使いながら対応してくれます。
蘇州では獅山路エリアにある店舗がスムーズで、土曜日の午後でも1時間かからずに作成ができました。
中国の口座管理はアプリが基本
中国ではスマートフォン文化のため、銀行の通帳もありません。
開設後に受け取るのはキャッシュカードのみで、通帳管理はアプリで行います。
ただし、アプリについては中国語か英語しか対応していないものがほとんどです。
なお、口座開設後、帰国などの理由で長期間利用されていない口座は利用制限や休眠扱いになる場合があります。
定期的に少額でも利用すると安心です。
海外送金には追加書類が必要
海外送金を利用したい場合、リスク管理の観点から追加書類の提出を求められる場合があります。
海外送金機能を利用するために、
といったものが必要になる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。
よくある質問
- Q観光ビザでも口座は作れますか?
- A
観光ビザやトランジットビザでの解説は原則不可です。
- Q開設費用はかかりますか?
- A
基本的に口座開設自体は無料ですが、初回入金を10元〜100元程度求められる場合があります。
- Q所要時間は?
- A
空いていれば30分程度、土曜日などの混雑時は2時間以上かかることもあります。
まとめ
中国では銀行口座を持つことで、日常生活がより一層便利になります。
【開設前チェックリスト】
- □パスポート
- □ 有効なビザ・居留許可
- □ 中国の電話番号
- □ 中国国内の住所証明(賃貸契約書など)
- □ 勤務先・学校の証明書(必要な場合)
最近はマネーロンダリング対策などの影響で審査が厳格化しており、必要書類や条件は銀行や支店ごとに異なる場合があります。
事前に開設を希望する支店や所属する会社の担当者の方へ確認してから訪問すると安心です。


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