中国に入国した後も生活準備や手続きなどやるべきことが山積みです。
結論から言うと、最初の数日間の動き次第で、その後の生活の快適さが変わります。
この記事では実際の駐在者がやっているリアルな順番と注意点をご紹介していきます。
最優先すべきはこの3つ!
中国生活を快適にスタートさせるたに重要なのは、
この3つの手続きです。
これらの手続きは、とても重要なので不動産業者の担当が同行してくれる場合もあるので事前に会社に確認しておきましょう。
① 境外人員臨時住宿登記(住宿登記)

中国到着後、最初にやるべき最重要手続きです。
入国後、原則24時間以内に住んでいる場所を警察へ届け出をする必要があります。
この手続きを失念すると、罰金になったり、その後の居留許可申請にも影響をするので絶対に忘れてはいけません。
入国後ホテルに泊まっている場合は自動登録されることが多いですが、賃貸の場合は別途手続きが必要です。
パスポートを持って近所の警察(公安)に行き、手続きが完了すると「外人员临时住宿登记単」という書類がもらえます。
この書類は居留許可申請に必要になりますので必ず大切に保管してください。
② SIMカード取得(携帯契約)

携帯契約は、生活すべての土台です。
中国では基本的にあらゆるサービスで電話番号での本人認証が必要なため、電話番号がないと何も始まりません。
キャリアとしては、中国移動(China Mobile)や中国聯通(China Unicom)が一般的です。
手続きにはパスポート原本が必要で、その場で開通できます。
③ 銀行口座開設

中国では現金をほとんど使いませんが、学費などの振込みに現地の口座が必要なことが多いです。
また、日本のクレジットカードとの紐付けでは利用できないサービスもあるため、開設しておく必要があります。
口座開設にはパスポートと携帯番号が必要です。
開設するのであれば中国銀行や工商銀行(ICBC)の口座口座の開設をおすすめします。
なお、お子様が蘇州日本人学校に通う場合は学費の振込に中国銀行の口座が必要です。
蘇州日本人学校から一番近い中国銀行はこちらになります。
- 支店名:蘇州高新技術産業開発区支店(新区支店)
- 住所 :蘇州市高新区獅山路99号
- 営業時間:平日8:30~17:30/土曜9:00~16:00
中国の銀行は土曜日も対応してくれるのがありがたいですよね。
次にやるのは居留許可申請
日本で取得したビザはあくまでも入国用です。
駐在や帯同で長期滞在する際は30日以内に「居留許可」に変更する必要があります。
居留許可申請を忘れると、不法滞在になってしまうので絶対に忘れないようにしましょう。
居留許可申請準備:健康診断
駐在員や18歳以上の帯同家族は、居留許可申請時に健康診断結果の提出が必要です。
受診機関も指定されており、蘇州では苏州国际旅行卫生保健中心などで受けることができます。
内容は
基本的な検査のみで、費用は約500元程度、早ければ1時間程度で終わります。
結果は数日後に郵便で届きます。
居留許可申請手続き必要書類
居留許可申請手続きは出入境管理局で行います。
主申請者である駐在者本人の場合、
- パスポート
- 住宿登記
- 健康診断結果
- 外国人工作許可証原本
- 会社の書類(申請公函)
- 写真 (中国サイズで2寸・背景は白指定)
- 居留許可申請表(出入国管理事務所)
と、書類が必要になります。
帯同家族の場合は少し書類が異なり、
- パスポート
- 住宿登記
- 健康診断結果(18歳未満は不要)
- 写真 (中国サイズで2寸・背景は白指定)
- 日本の戸籍謄本(発行から6ヶ月以内・アポスティーユ取得したもの)
- 主申請者の情報(パスポートの顔写真ページ・居留許可・外国人工作許可証のコピー)
が必要です。
不足が受付してくれないので事前にきちんと確認し、準備しておくことが大切です。
居留許可申請後
申請が完了すると「受理回執(受理票/受領証)」というものが発行されます。
申請期間中はパスポートを預けてしまうので、パスポート代わりとなる大事な書類です。
申請後、2〜3週間で居留許可が発行され、進行状況はWechatのミニアプリで確認できます。
完了したら、受理回執を持って出入国管理事務局に行き、パスポートを返却してもらいましょう。
入国後スケジュールおすすめ
- 入国当日〜翌日:住宿登記
- 入国〜3日:SIM取得
- 入国〜1週間:銀行口座開設・健康診断実施
- 入国〜2週間以内:居留許可申請
- 入国から1ヶ月後:居留許可取得完了
移動や慣れない生活で大変なこともあるかと思いますが、ぜひ参考にしてみてください。
よくある失敗
入国後の手続きでよくあるミスも押さえておきましょう。
住宿登記を忘れてしまうと、本当に大変なことになるので居住地に着いたらすぐ実施するようにしてください。
また、居留許可申請の写真は撮影時の洋服の色にも注意が必要です。
実体験ですが、白っぽいシャツを着ていたので背景と同化でNGとなり、夫のシャツを借りてその場の機械で再撮影しました。
まとめ
中国駐在は入国後の1週間が肝心です。
- 住宿登記
- SIM+銀行
- 居留許可
この3つを最優先で進めれば、中国生活もスムーズにスタートできます。
とはいえ、言葉や食事にも慣れないなか、現地の役所などに出向き手続きをするのは本当に大変です。
体力的にはもちろんですが、精神的にも相当な疲れが溜まると思います。
必要な手続きを早くすすめることも大事ですが、無理のない範囲で進めていきましょう。


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