「中国=お茶」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。
しかし近年の中国では、コーヒー市場が急速に拡大中で、街中にはコーヒーチェーンが数多く並んでいます。
もちろん、昔からあるミルクティー文化も健在です。
ショッピングモール内にはミルクティー専門店が軒を連ねており、各店舗ごとに特色のあるメニューでお客様の心を掴んでいます。
ということで、この記事では中国のコーヒーやミルクティーの最新事情や人気チェーン、日本との違いを詳しくご紹介してまいります。
中国では「コーヒー」と「お茶」の両方が人気
日本では「カフェ=コーヒーショップ」というイメージがありますが、中国は少し異なります。
など、さまざまなジャンルのお店があるのが中国カフェ文化の特徴です。
中国では「今日はコーヒー」「今日はミルクティー」というように、その日の気分で飲み分ける人が多く、どちらも日常生活に欠かせない存在です。
コーヒーショップでも、コーヒだけでなく、お茶やフルーツをベースにしたドリンクが販売されています。
コーヒー市場が急成長

ここ数年、中国ではコーヒーを飲む人が急増しています。
通勤・通学の途中でコーヒーを買う人々が増え、都市部ではコーヒーが生活の一部になっているといっても過言ではありません。
また、以前は高級カフェとしてスターバックスが人気を集めていましたが、現在ではリーズナブルな価格の中国ブランドが急成長中です。
街中の至るところで
- Luckin coffee(瑞幸咖啡)
- Cotti Coffee (库迪咖啡)
といった中華系コーヒーチェーンを見かけます。
今後も中国ではコーヒー需要の拡大が続き、人気チェーンはどんどん店舗が増える見込みだそうです。

人気のコーヒーチェーン①Luckin Coffee(瑞幸咖啡)

Luckin Coffee(ラッキンコーヒー)は現在、中国最大級のコーヒーチェーンです。
リーズナブルな価格設定とアプリ注文の便利さで圧倒的な支持を集めています。
デリバリーやテイクアウト利用が多いため、店舗自体はかなり狭く、長時間滞在には向いていません。
定番のコーヒーだけでなく、中国茶を使ったラテやココナッツラテなど、中国ならではのメニューも数多く販売されています。
また、期間限定コラボも定期的に実施しており、2026年6月はワールドカップ開催に合わせて
- スペイン代表
- ポルトガル代表
のテイクアウトバッグや限定カップなどがありました。
2026年7月はミニオンとコラボしています。
Cotti Coffee (库迪咖啡)
Cotti Coffee (コッティコーヒー) はLuckin Coffee出身者が創業し、わずか数年で中国No.2のコーヒーチェーンになりました。
Cotti Coffee (库迪咖啡) 最大の特徴は圧倒的なリーズナブルさです。
クーポン配布も多く、複数杯まとめ買い割引サービスもあるため、学生や会社員などの若い世代を中心に人気を集めています。
おすすめ商品はフルーツフレーバーのコーヒーです。
その季節の旬の果物フレーバーを取り入れたコーヒーはさっぱりした甘味があり、とても飲みやす区なっています。
なお、Luckin Coffee同様、デリバリーやテイクアウトが中心のため、店舗は狭く、座席もかなり少ないです。
Starbucks(星巴克)
日本でもお馴染みのスターバックス。
ラッキンコーヒーやコッティコーヒーの店舗数が増えているとはいえ、スターバックスも安定した人気を誇っています。
スターバックスは先ほどの2つのチェーンと違い、店舗が広く、座席数も多いです。
そのため、商談や勉強、休日は友達とのおしゃべりなど、長時間過ごす人々が多く利用しています。
中国はミルクティー王国
中国ではコーヒーがここまで人気になるより前から、今も変わらず人気なのがミルクティー(奶茶(ナイチャ))です。
週末には行列ができる人気店も少なくありません。
コーヒーは若者を中心に人気ですが、ミルクティーは幅広い年代に親しまれています。
実際、ショッピングモールを見てみると、コーヒー店よりもミルクティー店の方が多いです。
ブランドごとに特色も異なり、魅力やおすすめメニューも各ブランドごとに違います。
ここからはミルクティーやフルーツティーで人気のお店をご紹介します。
人気のティーブランド①CHAGEE(霸王茶姫)

「中国茶本来の魅力を届ける」をコンセプトとしており、中国茶本来の香りを楽しめるミルクティーチェーンです。
中国の水墨画のような古風な紙コップが特徴的で、
SNS映えアイテムとしても人気を集めています。
CHAGEEのメニューは、お茶の香りを最大限に引き出すためにミルクの量を抑えて作られているのが特徴です。
ミルクティーでありながらさっぱりした味わいを楽しむことができます。
最初はメニューの名前が少し難しいうえ、どんな味なのかなかなか想像がつきにくいかもしれません。
ただし、アプリで注文すれば、商品説明欄に漢字で書かれているおり、なんとなくわかるのでご安心ください。
近年では海外進出も加速しており、韓国初出店の際には6時間待ちの行列ができたそうですよ。
日本はまだ未進出ですが、これからどうなるか楽しみですね。
人気のティーブランド②HEYTEA 喜茶
中国各地の高級茶葉と、生のフルーツを丸ごと使用した高品質なドリンクで長年中国で愛されています。
また、中国国内でチーズフォームティー(芝芝茶)を流行らせた元祖ブランドです。
看板商品の「芝芝」シリーズはお茶に、塩気のある濃厚なチーズクリームを乗せて飲むスタイルで、甘じょっぱさとお茶の渋みが調和した味わいで人気を集めています。
一杯20〜30元ほどの価格で販売されており、ミルクティ市場の中では割とお高めですが、飲んでみる価値アリの商品です。
人気のティーブランド②Naixue 奈雪的茶

生フルーツをたっぷり使用したフルーツティーで人気のお店です。
1杯あたり20~30元で、中国では喜茶と並ぶ高級ミルクティー二大巨頭として知られています。
店内にはパンやケーキも並んでおり、ドリンクとパンをセットで購入するお客さんも多いです。
パンやケーキは形が可愛いらしいものも多く、ドリンクも見た目が華やかなのでSNS映えするのでぜひチェックしてみてください。
人気のティーブランド④Mixue 蜜雪冰城

中国最大級の低価格ドリンクチェーンで、1杯あたり10元以下で飲めるものがほとんどです。
商品のラインナップも幅広く、定番ミルクティーやフルーツティー、レモネード、アイスクリームまで揃っています。
アイスクリームは3元前後(店舗差あり)、チョコレートをトッピングしても6元と破格の安さなので、お子様のおやつにおすすめです。
夏場はさっぱりとしたフルーツティーを選ぶ人が多く、季節限定商品も頻繁に発売されます。
最近、日本にも進出していてどの店舗も連日大行列だと聞いています。
中国ならどこにでも店舗があってすぐ飲めるので、ぜひ中国に来たら試してみてくださいね。
注文はアプリが基本
中国ではアプリやWechatのミニプログラムでの注文が一般的です。
なので、中国語が苦手な方でも問題なく注文することができます。
注文から受け取りまでがスマートフォンで完結することがほとんどで
- アプリ(もしくはミニプログラム)で注文
- WeChat PayまたはAlipayで支払い
- 注文番号が出る
- アプリ(もしくはミニプログラム)に完成通知
- 店頭で受け取り
という流れになります。
アプリやミニプログラム限定クーポンも多いので、現地ではアプリ利用がおすすめです。

オリジナルカスタマイズできるのが中国流
中国のドリンクショップでは、
を自分でカスタマイズできます。
商品を選択した後、決済に飛ぶ前のページでご自身の好きな感じにアレンジしてみましょう。
中国のドリンクは甘めが基本なので、初めて注文する際は「甘さ30%」または「50%」がおすすめです。
デリバリーも日常的
もちろんドリンクもデリバリー可能です。
オフィスや学校では同僚や友人とまとめて注文することも珍しくありません。
デリバリーであれば、難しい中国語を話す必要はないので、日本人同士のお茶会やちょっとした集まりでも頻繁に利用します。

中国でおすすめドリンク
中国に来たら、
- ココナッツラテ(Luckin Coffee)
- ジャスミンミルクティー(CHAGEE)
- チーズフォームティー(HEY TEA)
- フルーツティー(NAIXUE)
あたりはぜひ一度飲んでみてください。
日本では味わえない、中国ならでは味わいをお楽しみいただくことができますよ。
まとめ
中国ではコーヒーだけでなく、ミルクティーやフルーツティー、中国茶ラテなど、多彩なドリンクを気軽に楽しめるのが魅力です。
中国へ行く方は、ぜひコーヒーだけでなく、中国ならではのティードリンクにも挑戦してみてください。
街角のカフェやドリンクショップを巡って、ぜひ自分だけのお気に入りを見つけてください。


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